モバイルバッテリーの選び方と容量別おすすめモデル
バッテリーを内蔵し、外出先でバッテリー残量が足りないときに重宝するモバイルバッテリー。
モバイルバッテリーとひとえにいっても、スマホ・イヤホン向けからノートPCまで充電できる超大容量タイプまで、
その種類は多岐にわたります。
そこで本記事ではモバイルバッテリーを選ぶポイントとおすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
モバイルバッテリーを選ぶ3つのポイント
まずはモバイルバッテリーを選ぶポイントを3つ紹介します。
フェイクレビューの多くない商品を選ぶ
商品を買うときに、例えばAmazonであればカスタマーレビューの評価を参考にすると思います。
しかし、なかにはフェイクレビューといって、メーカー側が関係者に口コミを依頼し、レビューの評価を意図的に高めているケースが多くあります。
そういったフェイクレビューを見分け、真のレビューだけを見極める必要があります。
フェイクレビューの頻度を調べるのに重宝するツールが「サクラチェッカー」です。
フェイクレビューの頻度が高い場合、このようにサクラ度が高いと出て警告してくれるようになっています。
良いと思う商品があっても、カスタマーレビューを鵜呑みにするのではなく、
まずはサクラチェッカーで調べる習慣を付けておくと、悪い商品にあたる確率を減らすことができます。
フェイクレビューの頻度を判別してくれる便利なサイトです。※完璧な診断をするわけではございませんので、ご利用は自身の判断でご確認お願いいたします。
href=”https://sakura-checker.jp/
3つのタイプから合うものを選ぶ
モバイルバッテリーは大きく「通常タイプ」「ハイブリッドタイプ」「ワイヤレス充電タイプ」の3つに分かれます。
このうち通常タイプはその名のとおりベーシックなモバイルバッテリーで、
バッテリー本体にUSBポートが付いていて、そこからケーブルを介して各機器を充電するタイプです。
一般的によくイメージされるモバイルバッテリーはこちらだと思います。
次にハイブリッドタイプは、モバイルバッテリーにACコンセントが付き、
モバイルバッテリーとしてだけでなく、コンセントプラグに挿して充電器としても使用できるタイプです。
なかにはパススルー充電に対応し、コンセントに挿してバッテリー本体を充電しながら、
各USBポートから機器充電が可能なタイプもあります。
モバイルバッテリーと充電器を両方持ち歩いている人であれば、
ハイブリッドタイプなら1台で済むので、持ち物を減らすことにつながります。
最後に、最近増えているのがワイヤレス充電タイプです。
近年のスマホはワイヤレス充電に対応するため、モバイルバッテリー自体がワイヤレス充電に対応していれば、
ケーブルを用いることなく充電パッドにくっつけるだけで機器充電が可能です。
iPhoneのMagSafe充電対応にともない、モバイルバッテリーもマグネット式ワイヤレス充電に対応するものが増えてきました。
従来ならワイヤレス充電中に充電スポットがズレて充電されないケースが多々あったのが、
これによってワイヤレス充電でも効率よく充電できるようになっています。
したがって、有線充電と無線充電の差は縮まってきているともいえるでしょう。
バッテリー容とポート出力から選ぶ
モバイルバッテリーのバッテリー容量は「5,000mAh」「10,000mAh」「20,000mAh」の3種類に分かれます。
スマホ・タブレット・ノートPCで比較すると、ノートPCのほうが当然搭載するバッテリー容量が大きいため、モバイルバッテリーの容量も大きいものが求められます。
したがって、バッテリー容量は基本的に「なにを充電するか」で決めるのがよくて、スマホやイヤホン中心であれば
5,000mAh、タブレットの充電も入ってくるなら10,000mAh、ノートPCも視野に入れるなら20,000mAhということになります。
ただし、バッテリー容量が大きくなるほど、大きく重くなるのでその点は注意ください。
あわせて、USBポートの出力(ワット数)も気にすべき点です
USBポートの出力は以下のように、デバイスによって細かく分かれています。
一般的なスマホ:12W iPhone 13シリーズやiPad Pro:20W MacBook AirやNintendo Switch:30W 一般的なモバイルノートPC:45W MacBook Pro 13・14(8コアCPU):60W MacBook Pro 14(10コアCPU):100W MacBook Pro 16:140W
上記を目安に、自分の持っているデバイスに合う出力のモバイルバッテリーを買うと、失敗を減らせます。
5,000mAhクラスでおすすめのモバイルバッテリー
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
公式サイトで税込4,990円です。
ストラップも搭載し、携帯性にすぐれています。
背面には充電器として使えるコンセントプラグを搭載しています。
最大20W出力のUSB-Cを搭載し、iPhone 12/13シリーズの高速充電(30分で50%充電)に対応しています。
本機はパススルー充電に対応し、コンセントを挿して本体充電しながらのデバイス充電が可能です。
パススルー充電時は最大15W出力に制限されるようで、モバイルバッテリー使用時にくらべて出力が抑えられます。
USBポートの位置とポート数が少ない点は気になるものの、5,000mAhクラスの同タイプではすぐれたモデルです。
Anker/PowerCore III Slim 5000
スマホとの重ね持ちを前提としたという薄さが特徴。
10,000mAhクラスでおすすめのモバイルバッテリー「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)」
Anker/PowerCore III Elite 25600 87W
公式サイトで税込7,990円です。カラーはブラックふくめ、ホワイト・ブルーの3色があります。
表面には最大7.5Wのマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
充電パッドにMagSafe対応iPhone(12シリーズ以降)をもっていくと、磁力でくっ付き、ワイヤレス充電がそのまま開始します。
Qi対応イヤホンやAndroidスマホはマグネット吸着しないものの、ワイヤレス充電自体は可能です。
ワイヤレス充電パッド以外に、USB-CポートとUSB-Aポートもそなえています。
USB-Cは最大20W出力、USB-A側は最大18W出力に対応し、
いずれもiPhoneならびにAndroidスマホの急速充電に対応しています。
パススルー充電にも対応し、本体充電しながらのワイヤレス充電にも対応しています。
さらに、ほかのモバイルバッテリーにない機能として、フリップ式の折りたたみスタンドも搭載しています。
引き出すだけで自立できるので、動画を観ながら充電したいときなどに重宝します。
合計出力は最大18Wに制限されるものの、ワイヤレス + USB-C + USB-Aを用いた3台同時充電も可能です。
20,000mAhクラスでおすすめのモバイルバッテリー
「Anker PowerCore III 19200 60W」
公式サイトで税込9,490円です。
出力ポートに最大60WのPD対応USB-Cと最大15WのUSB-A x 2をそなえています。
USB-C側は最大60Wの出力に対応し、13・14インチMacBook Proをふくむ、
モバイルノートPCの急速充電までカバーしています。
USB-A側は 2ポート接続時だと各ポート最大12Wに制限されるものの、スマホ2台同時充電も可能です。
3ポート接続時はポート合計最大60Wで、USB-Cは最大45W出力に制限されますが、
一般的なノートPC + スマホ2台充電まで対応しています。
CIO/SMARTCOBY Pro 30W
クレジットカード以下のサイズなのに、幅広い用途に使えるスペック。
CIO/ワイヤレスハイブリッドバッテリー
iPhoneもApplewatchも両方充電できる珍しい仕様の充電器。